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犬のフードは手作り食とドライフード、どちらがいい?

― それぞれのメリット・デメリットと後悔しない選び方 ―

犬の食事について調べていると、
「手作り食がいい」「いや、ドライフードのほうが安全」
さまざまな意見が目に入ります。

実際、どちらが正解という答えはありません。
大切なのは、その子の年齢・体質・生活環境に合っているかどうかです。

本コラムでは、

  • 手作り食
  • ドライフード

それぞれのメリット・デメリットを整理し、
後悔しない選び方を分かりやすく解説します。


犬の手作り食とは?

手作り食とは、肉・魚・野菜・炭水化物などを使い、
家庭で調理して与える食事スタイルです。

「無添加で安心」「愛犬のために作ってあげたい」という思いから、
近年とくに注目されています。


手作り食のメリット

食材が明確で安心感がある

どんな食材を使っているかを飼い主自身が把握できるため、
添加物や原材料への不安が少なくなります。

嗜好性が高く、食いつきがよい

香りや食感が自然なため、
食欲が落ちやすいシニア犬や小型犬でも食べてくれることが多いです。

体調・年齢に合わせて調整しやすい

  • 脂肪を控えたい
  • 柔らかくしたい
  • 特定の食材を避けたい

といった個別対応がしやすいのは大きな利点です。


手作り食のデメリット

栄養バランスが難しい

犬に必要な栄養素(カルシウム、亜鉛、ビタミン類など)は
人の感覚だけでは不足・過剰になりやすいです。

「お肉と野菜だけ」では栄養は足りません。

継続の手間と時間がかかる

毎日の調理、保存管理、分量調整など、
忙しい生活の中では負担になることもあります。

情報が錯綜していて迷いやすい

ネットやSNSでは、
「これが正解」「これは危険」など極端な情報も多く、
飼い主が不安になりやすい点も注意が必要です。


ドライフードとは?

ドライフードは、総合栄養食として設計された市販フードで、
水分量が少なく、保存性に優れています。

現在、日本で販売されている多くのフードは
一定の栄養基準を満たすよう設計されています。


ドライフードのメリット

栄養バランスが安定している

総合栄養食であれば、
それだけで必要な栄養が満たされる設計になっています。

手軽で継続しやすい

計量して出すだけなので、
忙しい家庭でも無理なく続けられます。

保存性が高く管理が楽

未開封で長期保存が可能なため、
災害時や体調不良時の備えにもなります。


ドライフードのデメリット

原材料の質に差がある

価格帯やメーカーによって、
原材料や添加物の考え方に大きな違いがあります。

「総合栄養食=すべて高品質」ではありません。

水分量が少ない

水をあまり飲まない犬では、
泌尿器や腎臓への負担が気になる場合があります。

食いつきにムラが出ることも

とくにシニア期になると、
硬さや香りで食べづらく感じる犬もいます。


手作り食とドライフードの比較

項目手作り食ドライフード
栄養バランス設計が難しい安定している
手軽さ低い高い
嗜好性高い個体差あり
保存性低い高い
個別対応非常に高い限定的
継続性工夫が必要続けやすい

実はおすすめなのは「併用」

多くの飼い主さんにとって、
ドライフード+手作りのトッピングという併用スタイルは、
現実的でバランスのよい選択です。

併用のメリット

  • 栄養の土台はドライフードで確保
  • 手作りで水分・嗜好性・楽しみをプラス
  • 飼い主の負担も過剰にならない

とくにシニア犬には、
「ふやかしたドライフード+少量の手作り」が向いているケースが多くあります。


まとめ|大切なのは「その子に合っているか」

  • 手作り食は「愛情」だけでなく「知識」が必要
  • ドライフードは「楽」だけでなく「選び方」が重要
  • どちらも正しく使えば良い選択

そして何より大切なのは、
便の状態・体重・食欲・元気さを日々観察することです。

食事は、犬の健康を支える「毎日のケア」。
正解探しより、愛犬にとっての最適解を一緒に見つけていきましょう。


※本記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の疾患や治療については獣医師にご相談ください。

with youでは食事のご相談も承っております。お気軽にご相談ください。