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秋に犬が気をつけるべき植物

散歩中に注意したい危険植物と予防法

はじめに

秋は犬とのお散歩にぴったりの季節。涼しくなり、紅葉や秋の花を楽しみながら歩く時間は、飼い主にとっても愛犬にとっても幸せなひとときです。しかしその一方で、秋特有の植物の中には犬にとって有害なものも多く存在します。中毒を引き起こす植物を誤って口にしてしまうと、命に関わることも少なくありません。

秋に犬が注意すべき植物の種類、症状、対策方法を解説します。犬の健康を守るために、ぜひ最後までご覧ください。


秋に犬が注意すべき代表的な植物

彼岸花(ヒガンバナ)

  • 開花時期:9月中旬〜下旬
  • 危険性:リコリンという有毒成分を含み、嘔吐・下痢・けいれん・昏睡を引き起こす可能性があります。
  • 特徴:赤や白の花が群生し、散歩道の田んぼや河川敷でよく見られます。

ポイント

犬が球根部分をかじると特に危険。掘り返したり、口にしないよう注意が必要です。


キンモクセイ

  • 開花時期:9月〜10月
  • 危険性:強い毒性はありませんが、大量に食べると胃腸障害を引き起こす場合があります。
  • 特徴:オレンジ色の花と甘い香りが特徴。

ポイント

落ちた花を大量に食べないように気をつけましょう。香りに惹かれて近づく犬もいます。


ドングリ(カシ類の実)

  • 実の時期:10月〜11月
  • 危険性:タンニンを含み、嘔吐・下痢・肝障害・腎障害の原因に。
  • 特徴:公園や山道に大量に落ちています。

ポイント

遊び感覚で口に入れる犬が多いため、散歩中は特に注意。


ギンナン(イチョウの実)

  • 実の時期:10月〜11月
  • 危険性:メチルピリドキシンという成分を含み、嘔吐・ふらつき・けいれん・呼吸困難の原因になります。
  • 特徴:イチョウ並木の下に大量に落ちる。強い匂いも特徴。

ポイント

拾い食いの危険性が高く、特に小型犬は少量でも中毒を起こしやすい。


キク(菊)

  • 開花時期:9月〜11月
  • 危険性:ピレトリンという成分が含まれ、嘔吐・下痢・皮膚炎・ふらつきの原因に。
  • 特徴:庭先や公園の花壇でよく見られる秋の花。

ポイント

菊は仏花としても多く使われるため、家庭内にもあることが多いので注意。


サツマイモのつるや葉

  • 収穫時期:秋(9〜11月)
  • 危険性:つるや葉を大量に食べると胃腸障害。カビが生えた芋は中毒の原因に。
  • 特徴:畑や家庭菜園で見かけることが多い。

キノコ類(野生)

  • 発生時期:秋の湿った時期
  • 危険性:種類によっては強い毒を持ち、下痢・嘔吐・肝不全・死亡の危険も。
  • 特徴:公園や庭、散歩道に自然発生する。

ポイント

キノコは同定が難しいため、どんな種類でも口にしないよう徹底すること。


犬が有害植物を口にしたときの症状

  • 嘔吐や下痢
  • よだれの増加
  • けいれんやふらつき
  • 呼吸困難
  • 意識障害

これらの症状が出た場合、すぐに動物病院へ連絡してください。
植物の一部を持参すると診断が早まることがあります。


予防と対策

散歩時の拾い食い防止

  • リードを短めに持つ
  • 「ちょうだい」「アウト」などのコマンドを教えておく

庭や家の中の管理

  • 菊や観葉植物など、犬に有害なものを置かない
  • 落ち葉や実をこまめに掃除する

季節の植物を知る

  • 愛犬と暮らす地域でよく見かける植物を把握する
  • SNSや獣医師会の情報で最新の注意喚起をチェック

飼い主ができる工夫

  • おやつやフードを持参して、拾い食いを防止
  • 食欲旺盛な犬には、散歩前に少量の食事を与える
  • 季節ごとに危険植物リストを確認する

まとめ

秋は美しい景色と共に、犬にとって危険な植物も増える季節です。彼岸花、ドングリ、ギンナン、菊、キノコなど、身近にあるものほど注意が必要です。

「犬が口にする可能性があるものは、危険かもしれない」と考えることが最大の予防策。

散歩中は愛犬から目を離さず、万一誤食した場合はすぐに獣医師へ相談してください。秋を安全に楽しむことで、愛犬との暮らしがより豊かになります。