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🐾 犬の健康診断はなぜ必要?

犬は言葉で体調不良を訴えることができません。そのため、飼い主が気づかないうちに病気が進行してしまうこともあります。定期的な健康診断を受けることで、病気の早期発見・早期治療が可能となり、愛犬の健康寿命を延ばすことができます。


📅 健康診断の頻度と年齢別の目安

犬の年齢や体調によって、健康診断の頻度は異なります。以下に一般的な目安を示します。

子犬期(1歳未満)

  • 頻度:ワクチン接種や避妊・去勢手術の際に合わせて受診
  • 目的:先天性疾患や感染症の有無を確認

成犬期(1歳〜6歳)

  • 頻度:年に1回
  • 目的:健康な状態のデータを蓄積し、将来の比較材料とする

シニア期(7歳以上)

  • 頻度:年に2回以上
  • 目的:加齢に伴う病気の早期発見・予防

特に大型犬は小型犬よりも早く老化が進むため、5歳頃からシニア期としてのケアが必要です。


🧪 年齢による検査項目の違い

若年犬(~6歳)
基本的な血液検査、便・尿検査、体格・体重の確認など。

シニア犬(7歳以上)
上記に加え、レントゲン・超音波・心電図・内分泌検査(甲状腺など)など、より詳細な検査が推奨されます。


🔬 健康診断で行われる主な検査項目

健康診断では、以下のような検査が行われます。

  • 問診:食欲や排泄、行動の変化などを確認
  • 身体検査:視診、触診、聴診、体温測定、体重測定
  • 血液検査:貧血や感染症、内臓機能の状態をチェック
  • 尿検査・便検査:腎臓や膀胱の病気、寄生虫の有無を確認
  • レントゲン検査:骨や内臓の異常を発見
  • 超音波検査:内臓の構造や動きを観察
  • 心電図検査:心臓のリズムや異常を検出
  • ホルモン検査:甲状腺や副腎の機能を評価

これらの検査を組み合わせることで、より正確な健康状態の把握が可能となります。


💰 健康診断の費用について

健康診断の費用は、検査内容や動物病院によって異なりますが、一般的には以下のような範囲です。

  • 基本的な検査(身体検査、血液検査、尿検査、便検査):約7,500円〜15,000円
  • 詳細な検査(レントゲン、超音波、心電図、ホルモン検査など):約15,000円〜30,000円

費用について不安がある場合は、事前に動物病院に相談し、必要な検査項目を選択することが大切です。

春の狂犬病予防接種や混合ワクチン・フィラリア予防に合わせてパック料金を設けている動物病院も多くなってきています。健康な時に病院に行く機会があると、愛犬たちも病院に慣れやすくなったりもしますので、ぜひ健康診断も一年のルーティンに組み込んでください。


📝 まとめ

愛犬の健康を守るためには、定期的な健康診断が不可欠です。年齢や体調に応じた適切な頻度で検査を受けることで、病気の早期発見・予防が可能となり、愛犬との幸せな時間を長く過ごすことができます。日頃から愛犬の様子をよく観察し、少しでも異変を感じたら、早めに動物病院を受診しましょう。