犬と一緒に暮らしていると、愛犬がしきりに前足を舐めたり、時には噛んだりしている姿を目にすることがあります。
「ケガでもしているのかな?」「ストレスがあるのかな?」と心配になりますよね。
実は、犬が前足を舐めたり噛んだりする行動には、いくつかの原因があります。なかには病気やアレルギーが隠れていることもあるため、放っておかずに原因を見極めてあげることが大切です。
この記事では、犬が前足を舐めたり噛んだりする主な原因と、その対策方法を、犬飼い初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
犬の前足は散歩のときに地面と接触する部分です。そのため、汚れやアレルゲンが付着して皮膚トラブルを起こしやすい部位でもあります。
こうした刺激があると、犬はかゆみや違和感を紛らわすために舐め続けます。
チェックポイント
これらが見られた場合は、皮膚炎や感染症の可能性が高いため、早めの受診が必要です。
散歩中に小石やガラス片が肉球に刺さったり、爪が折れて出血しているときも、犬は前足をしきりに舐めます。
特に草むらや砂利道を歩いた後は、肉球の間に小さなゴミや草の種が入り込んでいないか確認してあげましょう。
シニア犬に多いのが、関節炎や神経痛による違和感です。痛みやしびれを感じているとき、犬はその部分を舐めたり噛んだりして気を紛らわせます。
若い犬でもケガや成長期の関節の不調で同じような行動を見せることがあります。
体に異常がなくても、ストレスや退屈からくる行動のことがあります。
人間がストレスで爪を噛んでしまうのと同じように、犬も前足を舐めて自分を落ち着けることがあります。
最初はかゆみや不安から始まった行動でも、繰り返すうちに「舐めると落ち着く」と学習し、癖になってしまうケースもあります。
この場合、皮膚が荒れるまで舐め続けることがあるため、早めの対策が必要です。
特に梅雨や夏場は湿気で菌が繁殖しやすいため、乾燥させることも大切です。
退屈やストレスが原因なら、十分な散歩や遊びでエネルギーを発散させることが効果的です。
こうした遊びを取り入れると、舐め行動が減っていくことがあります。
少し怖がりだったり慎重な性格の犬や、不安を感じやすい犬には、安心できる環境づくりが大切です。
どうしても舐めるのをやめられない場合は、エリザベスカラーや犬用靴下で一時的に行動を制限する方法もあります。
ただし、これはあくまで応急処置であり、根本的な解決にはならないため、必ず原因を探してあげることが大切です。
以下のようなときは、自己判断せずに早めに病院へ行きましょう。
獣医師の診察を受ければ、アレルギー検査や皮膚検査、関節のチェックなどで原因を特定できます。
犬が前足を噛んだり舐めたりするのは、皮膚トラブル・ケガ・関節の違和感・ストレスなど、さまざまな原因があります。
初心者の飼い主さんが大切にしたいのは、
を日常的に観察してあげることです。
そして、異常が続く場合は自己判断せずに動物病院へ。
早めに原因を見つけてあげることで、愛犬の快適な生活を守ることができます。