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ペットの体からのSOS!温灸が役立つ症状とツボ

はじめに:体からのSOSサインを見逃さないで

大切な家族であるワンちゃんやネコちゃんは、不調を言葉で伝えることができません。しかし、彼らの行動や仕草、体の状態には、わたしたちに伝えるための「SOSサイン」が隠されています。

東洋医学の観点から見ると、これらのサインの多くは「冷え」や「血行不良」からくるもの。そんな時こそ、優しく温めて血流を改善し、自然治癒力を高める「温灸」の出番です。

ここでは、ペットの代表的なSOSサインと、それに対して温灸がどのように役立つのか、そしてご自宅でも簡単に温められるツボをご紹介します。


散歩や遊びを嫌がる、動きが鈍い時(関節・筋肉のSOS)

【SOSサイン】

  • 以前より散歩を嫌がるようになった。
  • 階段の上り下りや、ソファへの飛び乗りをためらう。
  • 体を触ると「キャン」と鳴いたり、特定の場所をなめ続ける。
  • 特に寒い日や雨の日に震えたり、動きが硬くなる。

【温灸が役立つ理由】 高齢や運動による関節や筋肉の痛みは、冷えによって悪化しやすいものです。温灸で患部周辺を温めることで、血行が促進され、筋肉の緊張が和らぎます。これにより痛みが軽減され、関節の動きがスムーズになることが期待できます。

【おすすめの温めポイント】

  • 腰やお尻の周り: 後ろ足のトラブル(股関節、膝)がある場合に特に有効です。
  • 肩甲骨の周り: 前足のトラブルや、全身の疲れからくるコリに役立ちます。

食欲がない、吐き戻しが多い時(消化器系のSOS)

【SOSサイン】

  • フードを残すことが増えた。
  • 便秘や下痢を繰り返している。
  • 食後にすぐ吐き戻すことがある。
  • お腹を触ると冷たいと感じる。

【温灸が役立つ理由】 お腹が冷えると、内臓の働きが低下し、食欲不振や消化不良につながります。温灸で腹部を優しく温めることで、胃腸の働きを活発にし、食欲増進や便通改善をサポートします。

【おすすめの温めポイント】

  • 背中の「胃兪(いゆ)」付近: 胃腸の調子を整えるツボが集まっています。(※背骨の少し横にあることが多いです)
  • おへその周り(腹部): 直接優しく温めることで、内臓全体を温めます。

震えている、丸まって寝ていることが多い時(冷え・体温調節のSOS)

【SOSサイン】

  • 室温が適温でも、常に丸くなって寝ている。
  • 耳や肉球を触るといつも冷たい。
  • 体を触ると全体的に冷たい感じがする。

【温灸が役立つ理由】 体全体が冷えていると、免疫力が低下し、体調を崩しやすくなります。温灸は、体の深部から温めて血行を改善し、体温調節機能をサポートします。全身が温まることで、リラックス効果も高まります。

【おすすめの温めポイント】

  • 首の付け根(大椎/だいつい): 体全体を温めるのに役立つツボです。
  • 足先・肉球: 末端の冷えを改善し、全身の血行促進を促します。

※ ご自宅で温灸ケアを行う際の注意点

  1. 熱すぎないか確認: 飼い主様の手で「少し熱いかな?」と感じる程度の温かさで十分です。
  2. 同じ場所に当て続けない: 火傷防止のため、器具を常に動かしながら温めてください。
  3. 嫌がったらすぐに中止: 無理強いはせず、リラックスしている時に行いましょう。

最後に

温灸は、ペットの体に潜むSOSサインに優しく寄り添う、素晴らしいケア方法です。ご自宅での簡単なケアに加えて、専門的な施術にご興味がある方は、ぜひ「ペット温灸のwith you」にご相談ください。体の状態に合わせた最適な温灸ポイントで、愛するご家族の健康をサポートいたします。