🐶 この季節に愛犬さんのお腹が不調になる主な原因
エアコンによる冷え
- 人間と同様に、ワンちゃんも急な冷えに弱いです。
- 特にお腹が床に近い小型犬やシニア犬は、冷たい床や冷風でお腹が冷え、消化機能が弱まることがあります。
気温差・寒暖差
- 外は蒸し暑く、室内は冷房が効いている――この「温度差」によって自律神経が乱れ、下痢や軟便を起こしやすくなります。
水分の摂りすぎ・摂らなさすぎ
- 熱中症を避けるために水を与えるのは大事ですが、急に冷たい水を大量に飲むと胃腸に負担がかかることがあります。
食べ物・おやつの変化
- 夏向けの特別なおやつや冷たいもの(アイスや冷やした野菜)を与えた場合、それが合わないことも。
湿度・ストレス
- 湿気が高い時期はカビや雑菌も繁殖しやすく、食べ物が傷みやすいです。
- 雷や大雨、花火など、夏ならではのストレス要因も消化に影響を与えます。
✅ 対策・予防法
エアコンの使い方に工夫を
- 冷風が直接ワンちゃんに当たらないようにし、温度は25〜27℃程度に調整。
- 犬用ベッドを床から少し高くしたり、バスタオルを敷いたりすると効果的。
食事管理
- 消化に優しいフードを選ぶ。急に変えない。
- 腐りやすいウェットフードはすぐ片付ける。
- 冷たい食べ物は常温に戻してから与える。
水分補給
腸活サポート
- 乳酸菌・オリゴ糖などのサプリメントも有効。
- 獣医師と相談して腸内環境を整える方法を。
ストレス軽減
- 雷や花火の音にはBGMや安心できる空間づくりを。
- 運動不足もお腹の不調につながるので、涼しい時間に散歩を。
🌿 温灸は効果ある?
温灸(おんきゅう)はとても良い選択肢のひとつです。特に冷えが原因の不調に対しては有効です。
効果のあるポイント
- お腹(へそのあたり)
- 腰の部分
- 背中(腎兪、胃兪など東洋医学的なツボ)
ただし、やけどには十分注意し、最初は獣医師や動物鍼灸師など専門家の指導を受けてからにしましょう。
🐕 最後に
ワンちゃんの「お腹の健康」は全身の元気と直結しています。冷え・食事・ストレスの3つを意識して、日々のケアを丁寧にしてあげましょう。
温灸についてのご相談はメールでも受け付けています。お気軽にお問い合わせください。