「冬瓜(とうがん)」と聞くと、冬に旬を迎える野菜だと思っていませんか?
実は冬瓜の旬は7月から9月頃の夏。
名前に「冬」とついているのは、皮が厚く保存性が高いため、昔は冬まで保存できたことが由来とされています。
「夏に収穫して、冬まで食べられる瓜」
だから「冬瓜」なんですね。
意外と知られていない豆知識ですが、実はこの冬瓜、シニア犬の夏バテ対策にもおすすめの食材なんです。
暑い日が続くと、
そんな子が増えてきます。
特にシニア犬は体温調節機能が若い頃より低下しているため、暑さの影響を受けやすくなります。
だからこそ、毎日の食事で体をサポートしてあげたいですね。
薬膳では冬瓜は、
「体にこもった熱をやさしく冷まし、潤いを与える食材」
と考えられています。
さらに、水分代謝を助ける働きが期待されることから、暑さで体に熱や余分な水分がたまりやすい夏にぴったり。
ハアハアと呼吸が荒くなりやすい子や、水分不足が気になるシニア犬にも取り入れやすい食材です。
もちろん、薬ではありませんので病気を治すものではありませんが、季節に合わせた食養生として昔から親しまれてきました。
冬瓜は約95%が水分。
加熱すると驚くほど柔らかくなり、クセもほとんどありません。
歯が弱くなったシニア犬でも食べやすく、スープにすると自然に水分補給もできます。
食欲が落ちた日でも、スープ仕立てならペロリと食べてくれる子も少なくありません。
【材料】
【作り方】
① 冬瓜と野菜を小さく切ります。
② 水で柔らかくなるまで煮ます。
③ 馬肉を加えて火を通します。
④ スープごと器に盛り付ければ完成。
フードのトッピングとして使うのもおすすめです。
夏になると、「冷たいものを食べさせたほうがいいのでは?」と思う方もいます。
でも東洋医学では、冷たいものの摂りすぎは胃腸の働きを弱めると考えられています。
犬も同じように、冷蔵庫から出したばかりの食事より、常温~ほんのり温かいスープ仕立てのほうが体にやさしい場合があります。
大切なのは、体を急激に冷やすことではなく、必要な潤いを補いながら暑さに負けない体づくりをすることです。
名前にだまされがちな冬瓜ですが、実は夏の恵みが詰まった野菜。
シニア犬の食欲低下や水分不足が気になる季節だからこそ、毎日のごはんに少し取り入れてみてはいかがでしょうか。
「冬の野菜だと思っていた!」
そんな驚きから始まる食養生の話題が、愛犬との毎日をもっと楽しく、健やかなものにしてくれるかもしれません。
🐾 with youからひとこと
季節ごとに旬の食材を取り入れることは、東洋医学でも大切にされている考え方です。
夏には夏の恵みを上手に活用し、無理なく、おいしく、愛犬の健康をサポートしてあげましょう。冬瓜は、その第一歩にぴったりの食材ですよ。